ヘアカット技巧士検定とは

カットを理解して“本物”を手にする

ヘアカット技巧士検定とはカットに関する幅広い知識と技能を問う試験です。技巧とは「すぐれた技術。特に、芸術作品をたくみに製作する技術」という意味があります。

すぐれた技術を学ぶことで、仕事のスキルアップはもちろん、何より自分の技術に自信と誇りをもってお客様に施術できる「本物さ」を手にすることが可能です。

こんなお悩みはありませんか?カットを理解すれば解決できます。技術に自身がない。納得のいく仕事ができてない。スタッフが育たない。

カットはおもしろい!

カットはセンスの問題?
それは大きな誤解です。

あなたはこう思っていませんか?「カットはセンスの問題」「自分の頭の良さや理解力の問題」「カットは器用な人じゃないとうまくならない」・・・それは大きな誤解です。

確かにセンスが良くて、頭が良くて、器用な人はいます。ただ、カットができない理由の多くは、カットをちゃんと学んでいないところにあります。

何となくや、感覚や、独学であやふやでしか学んでいないから、カットをちゃんと理解しておらず、自信がないのです。

各級の内容と試験レベル

ヘアカット技巧士3級のレベル

ヘアカットについて初級技能者(アシスタント)が通常有すべき技能の習得レベルを評価する試験。カットの基礎理論を理解し、ベーシックスタイルを作ることができるレベル。本試験はその技能と知識を問うもので、試験に合格すると「3級ヘアカット技巧士(3st
Grade Haircut Certified Techinical Skilled Worker)」の称号が付与される。試験は、学科試験と実技試験で行われる。

技能検定概要

試験区分 出題形式 試験時間 合格基準 受験手数料
学科試験 筆記試験
(四肢択一のマークシート方式による解答)
60分 100点満点で70点以上の得点 8,900円
(非課税)
実技試験 カットウイッグによるカット実技試験
(5つのスタイルを制限時間内に正しくカットをする)
ワンレングス(20分)、45度グラデーション(20分)、ロングレイヤー(30分)、セイムレイヤー(30分)、刈り上げ(25分) 100点満点で70点以上の得点 29,900円
(非課税)

受験資格

次の要件を満たした方が受験できます。
ヘアカット技巧士検定3級オンライン講座を受講中、または受講した経験がある者。

試験免除制度

学科試験あるいは実技試験の合格者には一部合格証書が発行されます。一部合格者には試験免除制度があり、学科試験、あるいは実技試験の合格者は学科試験、あるいは実技試験が免除されます(ただし合格した学科試験、あるいは実技試験の試験日の翌々年度までに行われるものに限る。例、平成28年一部合格者は、平成30年12月末日まで有効)。

試験科目科目範囲と細目

3級試験科目と範囲

学科試験
  1. 日本のヘアカットの歴史
    (1)日本のヘアカットの歴史
    (2)日本のヘアスタイルの歴史と時代背景
  2. ヘアカットに関する各種名称
    (1)道具の名称
    (2)専門用語
  3. シザーとコームワークの理解
    (1)各種シザーワークとポジション姿勢
    (2)各種コームワーク
  4. 基本スタイルの理解
    (1)ワンレングス
    (2)グラデーション
    (3)レイヤー セイムレイヤーとは
  5. 展開図の理解
    (1)展開図の書き方
    (2)スタイル別展開図
  6. 関係法規
    美容師法(昭和32年法律第163号)関係法令のうち、カットに関する部分
実技試験
床平行ワンレングス、45度グラデーション、ロングレイヤー、セイムレイヤー、刈り上げの各スタイルについて定められた時間内でカットができること。また、カット過程において、次に掲げる必要なスキルができること。(1)アウトサイド・インサイドカット
(2)コームワーク
(3)姿勢
(4)ポジション
(5)正しい角度でカット
(6)左右対称にカット*スタイルの切り方、手順は自由。ただし、指定の長さ、指定の角度の切り口になっていること。

ヘアカット技巧士2級のレベル

ヘアカットについて中級技能者(Jr
スタイリスト~スタイリスト)が通常有すべき技能の習得レベルを評価する試験。スタイルを見ただけで、ベリーショートからロングまで、男女問わず様々なスタイルを作る事が出来るレベル。本試験はその技能と知識を問うもので、試験に合格すると「2級ヘアカット技巧士(2stGrade Haircut Certified Techinical Skilled Worker)」の称号が付与される。試験は、学科試験と実技試験で行われる。

技能検定概要

試験区分 出題形式 試験時間 合格基準 受験手数料
学科試験 筆記試験
(四肢択一のマークシート方式による解答)
60分 100点満点で70点以上の得点 8,900円
(非課税)
実技試験 カットウイッグによるカット実技試験
(試験開始に出題される3つのサロン用スタイルを制限時間内に正しくカットをする)
筆記試験
(実技でカットした各スタイルの展開図と説明を記入する。実技試験と同時に行う)
1スタイル45分(実技30分、筆記15分)×3スタイル 100点満点で70点以上の得点 29,900円
(非課税)

受験資格

次の要件を満たした方が受験できます。
3級の技巧検定試験に合格し、2級オンライン講座を受講中、または受講した経験のある者。

試験免除制度

学科試験あるいは実技試験の合格者には一部合格証書が発行されます。一部合格者には試験免除制度があり、学科試験、あるいは実技試験の合格者は学科試験、あるいは実技試験が免除されます(ただし合格した学科試験、あるいは実技試験の試験日の翌々年度までに行われるものに限る。例、平成28年一部合格者は、平成30年12月末日まで有効)。

試験科目科目範囲と細目

2級試験科目と範囲

学科試験
  1. 道具に関する知識
    (1)ハサミの種類
    (2)道具の管理の仕方
  2. スタイル作り理論
    (1)RPC理論
    (2)RPH理論
    (3)ANG理論
    (4)セニング理論とポインティングカット
  3. 展開図とスタイル説明
    (1)スタイル理解
    (2)理論別展開図の書き方
    (3)スタイル説明の仕方
  4. カウンセリングの基礎
    (1)傾聴
    (2)カウンセリングの流れ
  5. ビジネスマナー
    (1)一般常識
    (2)接客マナー
    (3)職場内の人間関係
実技試験
  1. 実技試験
    試験時に出題される3スタイル(メンズ、レディース問わず、ロングからベリーショートまでの範囲内のスタイルの中から3スタイル出題)について、定められた時間内で正確にカットができること。また、カット過程において、次に掲げる必要なスキルができること。(1)左右対称にカット
    (2)ポインティングカット
    (3)毛量調整
    (4)適切なアウトラインの設定
    (5)適切なトップの長さ設定
    (6)適切なスタイルフォルム
    (7)適切なレイヤーラインの設定*スタイルの切り方、手順は自由。
  2. 筆記試験
    実技試験でカットした3スタイルについて、適切な展開図を書くことができ、スタイルの説明ができること。

ヘアカット技巧士1級のレベル

ヘアカットについて上級技能者(スタイリスト~トップスタイリスト)が通常有すべき技能の習得レベルを評価する試験。似合わせ、骨格矯正、カウンセリングの実技と提案力等、お客様の要望以上のものを提供できるレベル。本試験はその技能と知識を問うもので、試験に合格すると「1級ヘアカット技巧士(1st
Grade Haircut Certified Techinical Skilled Worker)」の称号が付与される。試験は、学科試験と実技試験で行われる。

技能検定概要

試験区分 出題形式 試験時間 合格基準 受験手数料
学科試験 筆記試験
(四肢択一のマークシート方式による解答)
60分 100点満点で70点以上の得点 8,900円
(非課税)
実技試験 カットウイッグによるカット実技試験
(試験開始に出題される1つのサロン用スタイルを制限時間内に正しくカットをする)
筆記試験
(実技でカットした各スタイルの展開図と説明を記入する。実技試験と同時に行う)
ロールプレイ
(受験者がスタイリスト役となり、カウンセリングを行う)
45分(実技30分、筆記15分)

5分(ロールプレイ)

100点満点で70点以上の得点 29,900円
(非課税)

受験資格

次の要件を満たした方が受験できます。
2級の技巧検定試験に合格し、1級のオンライン講座に受講中、または受講した経験がある者。

試験免除制度

学科試験あるいは実技試験の合格者には一部合格証書が発行されます。一部合格者には試験免除制度があり、学科試験、あるいは実技試験の合格者は学科試験、あるいは実技試験が免除されます(ただし合格した学科試験、あるいは実技試験の試験日の翌々年度までに行われるものに限る。例、平成28年一部合格者は、平成30年12月末日まで有効)。

試験科目科目範囲と細目

1級試験科目と範囲

学科試験
  1. カット技法
    (1)スライドカットと効果
    (2)ストロークカットと効果
    (3)セニングの応用
  2. 難しい要望の改善
    (1)日本人の骨格と骨格矯正
    (2)くせ毛、生えぐせへの対応
  3. 似合わせ
    (1)顔型診断法
    (2)顔型による似合わせ理論
    (3)バングの種類と効果
  4. カウンセリングの実践
    (1)信頼関係の形成
    傾聴?????
    (2)カウンセリングの流れ
  5. 人間力
    (1)提案の仕方
    (2)お客様と会話を続ける話力
    (3)ストレスマネジメント
    (4)しなやかな心の育て方
実技試験
  1. 実技試験
    試験時に出題されるスタイルについて、出題される要望に合わせて、定められた時間内に適切にカットができること。また、カット過程において、次に掲げる必要なスキルができること。
    (1)左右対称にカット
    (2)ストロークカット
    (3)スライドカット
    (4)骨格矯正

*ベースカットの切り方、手順は自由。

  1. 筆記試験
    実技試験でカットしたスタイルについて、適切な展開図を書くことができ、スタイルの説明ができること。
  2. ロールプレイ
    プレカウンセリングの流れを理解し、要望を聴きだし、適切な提案ができること。また、カウンセリングの過程において、傾聴スキルが適切にできること。

1級試験科目及びその範囲並びにその細目

➤PDFダウンロード

ヘアカット技巧士特級のレベル

ヘアカットについて特級技能者(指導者・管理者)が通常有すべき技能の習得レベルを評価する試験。技術の精度はもちろんのこと、目標と管理、クレーム対応、やる気にさせるコミュニケーション、命令しなくても想いの伝わる伝え方、叱り方など指導や管理をするうえで必要なマネジメント能力が備わっているレベル。本試験はその技能と知識を問うもので、試験に合格すると「マスターヘアカット技巧士(Master
Haircut Certified Techinical Skilled Worker)」の称号が付与される。試験は、学科試験と実技試験で行われる。

技能検定概要

試験区分 出題形式 試験時間 合格基準 受験手数料
学科試験 筆記試験
(四肢択一のマークシート方式による解答)
60分 100点満点で70点以上の得点 8,900円
(非課税)
実技試験 カットウイッグによるカット実技試験
(45度グラデーション、67.5度グラデーション、90度レイヤーの中から試験時に1つ出題されるスタルを制限時間内に正しくカットをする)
ロールプレイ
(受験者が事例指導者役となり、事例学習者とコーチングを行う)
カット実技30分

ロールプレイ20分

カット実技100点満点で90点以上の得点
ロールプレイ100点満点で60点以上の得点
29,900円
(非課税)

受験資格

次の要件を満たした方が受験できます。
3級、2級、1級の技巧検定試験に合格し、特級のオンライン講座を受講中、または受講した経験のある者。

試験免除制度

学科試験あるいは実技試験の合格者には一部合格証書が発行されます。一部合格者には試験免除制度があり、学科試験、あるいは実技試験の合格者は学科試験、あるいは実技試験が免除されます(ただし合格した学科試験、あるいは実技試験の試験日の翌々年度までに行われるものに限る。例、平成28年一部合格者は、平成30年12月末日まで有効)。

試験科目科目範囲と細目

特級試験科目と範囲

学科試験
  1. コーチングの実践
    (1)コーチングとティーチング
    (2)コーチとしての態度
    (3)コーチングステップと実践
    (4)コーチングのスキル
  2. モチベーション
    (1)動機づけ
    (2)主体性
  3. 成功の心理学
    (1)努力と才能
    (2)情熱
    (3)強みと弱み
    (4)イメージ
  4. 育成
    (1)行動管理と目標管理
    (2)カリキュラムと育成
  5. コミュニケーション
    (1)コミュニケーションの心理学
    (2)褒め方と叱り方
    (3)命令しなくても伝わる自分の想いの伝え方
  6. クレーム対応
    (1)クレーム対応のプロセス
    (2)クレーム対応に必要なスキル
  7. メンタルヘルスマネジメント
    (1)退屈と仕事中毒
    (2)愛社精神とエンゲージメント
実技試験
  1. 実技試験
    試験時に出題されるスタイル(45度グラデーション、67.5度グラデーション、90度レイヤーの中から1つ出題)を制限時間内に正しくカットが出来ること。また、カット過程において、次に掲げる必要なスキルができること。
    (1)アウトサイド・インサイドカット
    (2)コームワーク
    (3)姿勢
    (4)ポジション
    (5)正しい角度でカット
  2. ロールプレイ
    コーチングの流れを理解し、事例学習者主体のコーチングができること。また、コーチングの過程において、次に掲げる必要なスキルができること。
    (1)傾聴
    (2)承認
    (3)開かれた質問